「胡散臭い」は口語的で、日常的のごくありふれた会話の中でも自然に出てくる表現ですが、「胡乱」はどちらかと言えば文学的でトーン的にやや硬い感じがするでしょう。

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イメージとしては「胡散」という怪しい、臭いを放つ植物があってそこから取ってきたというのが真っ先に思い浮かびます。 胡乱は中国北方・西方の民族「胡(えびす)」が中国を攻撃した時、中国の住民が慌てふためき混乱が生じたという故事が由来となっているそうです。

「いぞんしん」という読み方は本来は間違っていますが、近年ではこの読み方をする人が増えたので、どちらも正しいとされています。 例えば、 「Aさんが胡乱な目つきで、Bさんを見た」とあるとします。

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そのため当初は「乱雑」という意味で使われていたのですが、後に「不審なさま、怪しいさま」を表す言葉として使われ始めました。 不確か、怪しい、疑わしいなどの意味で使われます。

この「胡」は、隣国である中国に領土を狙って攻め入りました。 そしてこんな時代から中国という国は紛い物の代名詞的存在だったのか、と思うと少し笑えます。

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(みんな彼を 怪しいと思っている)• 【関連記事】• このように誰かや何かに対して 「怪しい」 「胡散臭い」と感じたら、 「胡乱げ」という言葉を使ってみましょう。

「胡乱」は、言葉自体を知っていないと読み方が難しい言葉の一つかもしれません。 胡散に最も近いのは胡乱(うろん)という言葉です。

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類似語には、「いぶかしい」「あやふや」「うさんくさい」などがありますよ。 さらには、茶碗の一種で黒の釉薬(うわぐすり)をかけた天目茶碗「烏盞(うさん)」から取った、とする説があります。

胡の字の左側の「古」は保存用の容器を描いたもので、「長く保存する」「定まる」の意味で使われました。

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漢字「胡」の意味はどのように変化していったか? このように「胡」の字はもともとは「保存」の意味ですが、それより、年寄りのたるんだ顔の肉とか、ヒゲの意味も出て、ヒゲの多い異民族もあらわし、中央アジアの意味にまでなりました。

「胡乱者!」と隣村の佐助が非難した。

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この際に、攻め入られた中国の住民は非常に混乱を起こし、国内の情勢はとても乱れました。 数をごまかす時に使う表現です。

「胡」の検字番号一覧 書籍 出版社 検字番号 角川大字源 角川書店 7865 新大字典 講談社 13105 新潮日本語漢字辞典 新潮社 9534 大漢和辞典 大修館書店 29400 大漢語林 大修館書店 4682 辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。 胡乱な目を向けられて冷や汗が出る。

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胡乱な人物であるだけに、営業でどのようにアプローチすれば途方にくれてしまった。 パッと見、烏盞(うさん)の盞という漢字はなじみがあまりないですが、それが上述のように「烏散」という簡単な漢字に置き換わっていったとすると納得がいきますね。

いいかげんであること。

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胡の字は日本ではあまり名前に使われませんが、はるか昔の中国で、秦の始皇帝が子の名前に「胡」の字を使ったのは有名な話です。 1-1.「胡乱(うろん)」の由来 「胡乱」の由来は、モンゴルの遊牧民族の話だとされています。